
なぜ、今回は”販売中心”ではない展示にするのか | DIALOGUE 2026
2026年3月、京都で開催される
Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2026 に2年ぶりに出展します。
会期は 3月11日(水)~3月14日(土)
一般の方にご来場いただけるのは
3月13日(金)と14日(土)の2日間です。
まずは、そのお知らせです。
今回の展示の特徴
工芸をテーマに掲げるこの展示イベントは、
ものづくりを生業とする私にとって、原点に立ち返る場でもあります。
DIALOGUEにはこれまで継続して出展してきましたが、
ここ2年はあえて参加をお休みしていました。
その間、あらためて「工芸の未来とは何か」、
そしてイベント名にもなっている「対話」とは何を指すのかを、
ぼんやりと、考え続けていました。
木工という仕事のこの先に、どのような形があり得るのか。
その問いを抱えながら制作を続けてきました。
そして今回、
ちょうど良いタイミングが訪れたように感じています。
これまで温めてきた挑戦を、
あらためてこの場で見ていただこうと思っています。
今回の展示は、その問いに対する一つの仮の答えでもあります。
そして、今回の展示は販売を中心とした発表ではありません。
現在開発を進めているプロダクトの
試作段階を、実際に触れて体験していただく展示です。
体験時間はおよそ15分。
短い時間の中で、構造や手触りを感じてもらう構成にしています。
完成品を並べるのではなく、
“まだ途中にあるもの”を公開する展示になります。
なぜ“未完成”を見せるのか
今回あえて未完成の段階で見てもらうのは、
形そのものよりも、構造や考え方を共有したいからです。
制作はいつも、試行錯誤の連続です。
削っては様子を見て、組み直し、全体を見ながらやり直す
この積み重ねの上に、ようやく形が見えてきます。
こういった過程も含めて公開することで、
完成品だけでは伝わらない部分が見えるのではないかと思いました。
体験が先にあり、その後に続くものを感じてもらいたいと考えています。
空間そのものも、展示の一部
展示では、木製の“結界”を設え、
体験用のテーブルを中心に空間を構成します。
什器や配置も含めて、
ひとつの空間として設計しています。


展示は単に物を見る場ではなく、
その場で体験し、対話が生まれる空間でありたいと考えています。
会期情報
Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2026
会期|2026年3月11日(水)~3月14日(土)
一般来場日|3月13日(金)・14日(土)
会場|ホテル カンラ 京都
※詳細は公式サイトをご覧ください。
京都で開催される展示として、「京都 展示 2026」「DIALOGUE 2026 京都」でお探しの方にも
届けば嬉しく思います。
おわりに
今回は、完成品を披露する展示ではありません。
それでも、あるいはだからこそ、
現場で直接お話しできることに意味があると思っています。
京都にお越しの予定がありましたら、
ぜひ無理のない時間にお立ち寄りください。
展示の詳細や当日の体験内容については、
改めてお知らせします。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。


